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M＆Aで事業譲渡する際、事業に使用しているリース物件はどうすればよいですか？

更新日：

相談の背景

M＆Aで一部事業の譲渡を検討しています。
譲渡対象事業でリースの車両、設備などがあります。

質問

M＆Aで事業譲渡する際に譲渡対象事業で使用しているリース物件はどのように扱いますか？

回答

事業譲渡後に買い手がリース物件を継続使用するのであれば、売り手はリース契約を解約し、買い手がリース物件の所有者であるリース会社と新たにリース契約をおこないます。

リース物件はリース会社が所有者のため、事業譲渡契約内の譲渡対象資産には含まれません。

ただし、譲渡事業を営むために欠かせない設備や車両などがリースとなっている場合は、リース物件の引継ぎに関してリース会社と事前に相談しておいた方が安心です。

回答者
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三村尚（みむらひさし）
M&Aアドバイザー
M&Aシニアエキスパート。香川県高松市生まれ。横浜国立大学経営学部を卒業後、百十四銀行、帝国データバンク勤務。2012年より、みどり合同税理士法人グループ勤務。延べ2,000社の企業評価を行った経験を活かし、M&Aを中心とした事業承継サポート、経営コンサルを行う。これまでに40件超のM＆A取引の支援実績あり。

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