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M＆Aで事業譲渡をする場合、取引金融機関にはいつ相談すればよいでしょうか？

更新日：

相談の背景

M＆Aで一部事業の譲渡を検討しています。
譲渡対象事業に対する金融機関からの借入があります。

質問

譲渡対象事業に関係する金融機関にはいつ相談すればよいでしょうか？

回答

譲渡対象事業に関係する金融機関には、事業譲渡を検討する段階で相談することが好ましいと考えます。
なお、譲渡対象事業に関係する金融機関とは、譲渡対象事業に設備資金や運転資金を融資している金融機関と解釈しています。

特に事業譲渡後に譲渡対象事業に関係する借入を全て返済せず、借入が残る場合には、金融機関への事前相談が欠かせないでしょう。
逆に金融機関に事業譲渡の検討を相談したくない場合は、譲渡対象事業に関係する借入を事前に返済しておくなどの対策が必要と思われます。

回答者
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三村尚（みむらひさし）
M&Aアドバイザー
M&Aシニアエキスパート。香川県高松市生まれ。横浜国立大学経営学部を卒業後、百十四銀行、帝国データバンク勤務。2012年より、みどり合同税理士法人グループ勤務。延べ2,000社の企業評価を行った経験を活かし、M&Aを中心とした事業承継サポート、経営コンサルを行う。これまでに40件超のM＆A取引の支援実績あり。

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