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土壌汚染の可能性がある不動産を保有する会社をM&Aで売却することは可能でしょうか?

更新日:

相談の背景

メッキ加工会社のオーナー経営者です。
後継者不在のため会社の売却を検討しています。

過去にメッキ加工工場内で有害物質を使用していたため、土壌汚染の可能性があります。

質問

土壌汚染の可能性がある不動産を保有する会社をM&Aで売却することは可能でしょうか?

回答

土壌汚染の可能性がある不動産を保有する会社をM&Aで売却することは可能と考えます。

ただし、買い手は業種特有の土壌汚染のリスクが理解できる同業種もしくは隣接業種に限られる可能性が高いと思われます。

また、買収後に土壌汚染が表面化した際の売り手と買い手の責任分担をどのようにするかを明確にしてM&A契約書に盛り込む必要があり、交渉の難易度は高いと予想されます。

回答者
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三村尚(みむらひさし)
M&Aアドバイザー
M&Aシニアエキスパート。香川県高松市生まれ。横浜国立大学経営学部を卒業後、百十四銀行、帝国データバンク勤務。2012年より、みどり合同税理士法人グループ勤務。延べ2,000社の企業評価を行った経験を活かし、M&Aを中心とした事業承継サポート、経営コンサルを行う。これまでに40件超のM&A取引の支援実績あり。

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